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2005年 01月 18日
将棋が強くなる方法なんて言い方をしてもいいのでしょうか。
常々、世の中に出ている「将棋が強くなる為の本」は少々偏りがあるように感じています。 この一つの原因が、ほとんどの本が専門棋士が書いている、ということによっての弊害か、 とも思います。つまり、彼らは非常に棋道の志が高く、その精神がそのまま著書に 反映される為に「要領よく」とか「ズル」を嫌うという傾向があるです。 例えば、大学受験界という分野で例に取ると彼らは、「出る単」見たいなモノは 許さないのです。できたらきちんとした「辞書」を出したいのですね。 でも「辞書」を「あ」からすべて覚えていくのは効率的ではありませんよね。 この例でも分かるようにある分野に於ける参考書のレベルが一番高いのは、 おそらく「大学受験」界ではないでしょうか。最もニーズが大きいわけですからね。 この大学受験用参考書と将棋の本を比べてみてください。将棋の本の「偏り」とか 「編集の稚拙さ」が浮き彫りになるはずです。 さてと、将棋が強くなる為の本は私も以前から温めている構想がありますので、それは 置いておきまして、今日は「詰め将棋」のことだけにしぼってお話ししたいと思います。 詰め将棋は将棋を強くなるのにある程度必要です。いや、相当必要ですね。 英語でいうとボキャブラリーを増やすようなもの、と考えてはいかがでしょうか。 この効率のよい勉強のしかたのお話しです。 とりあえず、ここでは初級者から初段位の方を対象に考えます。 まず、簡単な詰め将棋の本を何冊か、用意します。1手詰め、3手詰め、5手詰めくらいが いいですね。もちろん、雑誌の付録でも結構です。 まず、1問につき、10秒間だけ問題を眺めてください。答えが分かればよし、 分からなくても10秒後には答えを見ます。そこで、気が付かない手だったら、 初めて30秒から1分、感心する時間を取ってください。これだけです。 これをどんどん繰り返します。大袈裟にいえば、国語の書き取りの問題を答えを見ながら やってるのと同じ感覚ですね。初心者の頃はそれこそ、手筋なんて知らないわけですから 答えを見ながらどんどんアタマに詰め手筋をインプットしていきましょう。この方法だと 1冊の詰め将棋の本もあっというまに終わります。そして第2ラウンドです。 ここでも同じ繰り返しです。2回目はさすがに棋力に応じて分かる問題が増えてきます。 (本当はこのプログラムをPCでやると抜群の効率が上がるのですけどね) これを繰り返すうちに詰め手筋をたくさん効率的に覚えることができるわけです。 しかし、この方法が効率のいい方法だとしても、また、それを認めながらも異論を唱える 人も出てくるでしょうね。きっとこういう漠然とした言い方で、 「苦労して身につけたものでないと本当の力にはならない」 みたいな。 でも皆さん、よく考えてみてください。皆さんが今、中学生程度の英語初心者だとします。 アメリカの人とあまりコミュニケーションができません。そこに、急にすごい方法があって 単語を3000語覚えることに成功しました。どうでしょうか。苦労して覚えなかったから 役に立たないでしょうか。そうではないですよね。その人はアメリカの人と、そこそこ コミュニケーションが取れるようになり、新しい世界が広がります。それだけでも すごいですし、そこでまた次の課題が出てきます。 例えば、「俺は文法がめちゃくちゃだ。」ってことがわかるわけです。 だったら、そこで初めて文法の勉強をはじめればいいのです。 短時間でレベルを引き上げることでの弊害はそうありません。レベルを引き上げることで、 より素晴らしいその世界(語学や将棋)の魅力に気が付く ことができるほうが遥かに 大きなメリットですし、レベルが高い所に位置する方が次の課題も見つかり易くなります。 ぜひ、このことをご理解ください。 とりあえず、今日はここまで。
by hyakuta1988
| 2005-01-18 21:07
| 将棋
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