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2004年 09月 30日
批判ばっかりしていると将棋連盟に出入り禁止を
食らいそうですが、ちゃんと建設的な意見を言うようにしています。 米長専務理事は判ってくれますよね。 今日は棋士の「血と汗と涙の結晶」である棋譜についてです。 この棋譜をもっと高く売ることを考えて欲しいのです。 って、○○新聞との契約料を1億円から2億円にしてもらいなさい、 ということではありません。(それも大事ですけどね) 大事な棋譜をもっと高付加価値なものに仕立て上げて欲しいのです。 連盟で最も大切な商品ですからね。 そうすれば自ずから価値が上がり契約料も高くなるでしょうから。 では具体的にどうすればいいのでしょうか。 思いつくまま、列挙します。 ・まずは棋譜を公開しないと話になりません ご存じのようにこの「血と汗と涙の結晶」の中には新聞にも掲載されない、 将棋年鑑にも載らない、というものが多く存在します。これはさみしいですね。 ・上質な解説を付加する これによって鑑賞するものの感動がより大きくなります。 これは新聞でしたら観戦記、TV・インターネット等での中継なら優れた解説者に 負うということになります。 個人的には、四強のリーグ戦(いったい誰だ!)を 基本解説者 森下九段、島八段。 ゲスト解説者 先崎八段、鈴木大介八段、木村一基七段。 応援解説者 米長永世棋聖、内藤九段、神吉六段。 インターネットコメンテイター 渡辺明五段。 といったメンバーで楽しめたらうれしいですね。 ・サイドストーリーやバックグラウンドを見事に伝える これによって鑑賞するものの思い入れがより深くなります。 これは、棋士のプロフィール、昼飯!の紹介、対局場の様子などの他にも、 棋士の著作や過去の棋譜の紹介など、棋士のステータス、個性をより鮮明に 伝えて欲しいですね。 ・できるだけ LIVE つまり、リアルタイムで伝える これによって鑑賞するものにより緊張感(ワクワク度とでもいうのでしょうか)を与えます。 しかも実際に指すところが見れたらよりいいですね。 ・アフターフォローをしっかりやる これによって感動が再び思い起こされ鑑賞者の満足度が倍増します。 具体的に何のことかといいますと新聞での観戦記、雑誌等での詳細解説、などの ことですが、私は、これでは物足りないと思っています。 是非必要なのが、 「棋譜」や「手」を形にして褒めてあげる ということです。つまり、 「ゲーム オブ ザ イヤー」(思いっきり日本語ですね) 「ムーブ オブ ザ イヤー」 等を制定すべきだと思っています。 ま、将棋大賞なるものでも、苦し紛れに、升田賞として谷川さんの「次の一手」的 なものが選ばれたことはありましたけど、基本的に将棋大賞は「人」に対してのアワード ですよね。 そこで私は一念発起いたしました。 それはまた明日。
by hyakuta1988
| 2004-09-30 14:07
| 将棋
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