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2004年 10月 04日
ゲーマーの目で野球を見てみると、今までとは違ったものが見えるように
なってきました。 大きく感じるところがあったのは次の2点でした。 ルールとしてこれは、ほとんどバグに近いと思ったのが 右打席と左打席からの一塁までの距離がかなり大きく違う ということでした。 もう一点は、 フォアボール(四球)という有り難いルールの存在 でした。 フォアボールがなぜ有利か。例えばですが、 2ストライク3ボールの時、センター前に会心のヒットを打っても、一塁。 ボールを選んでフォアボールでも同様に一塁に進めます。 逆に2ストライク3ボールの時、頭にボールをぶつけられても死球として一塁。 頭に当たらなくても同様にフォアボールとして一塁に進めます。 如何ですか。フォアボールが有利に思えてきませんか。 理解できない人は一度、守備側に立って考えてみてください。 フォアボールが如何に忌々しい存在か、判るはずです。 どうやら攻撃側にとって有利なことは間違いないのです。 (ここまで文句のある人いませんか。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ いないようなので先に進みます。) さて、ではもっとフォアボールにスポットライトが当たってもいいはずだ、と思いますが、 そこが我らがフォアボールの微妙なところです。 このフォアボールなるアクション、欠点があるのです。 それは、 あんまりフォトジェニックじゃない ということなのです。 いま、イチローが、2ストライク3ボールからボールを選んでフォアボールでは、 球場中ががっかり。 ところが、2ストライク3ボールからヒットを打つとスタンディングオベイション。 今は特に極端ですが、試合を勝つという目的のためには、同じ事ですよね。 フォアボールがフォトジェニックじゃないが故に大抵の凡庸なバッターは 2ストライク3ボールから外角低めのスライダーを当たりもしないのに 振りに行きます。イチローのようなバットコントロールを持つバッターならともかく、 あんたはイチローじゃないんだから思い切って見送りなさい。 少なくとも50%の確率でボールになるのなら見送るべきです。 と、ようやく表題らしい話題になったところで、もう一度整理しときます。 ・左打席からのほうが一塁までの距離が近い 結論:左打者が絶対有利です。左打者を育成しなさい。 ・フォアボール(四球)は有利なルールである。 結論:フォアボールをもっと選びなさい。 では、許されませんよね。勿論、単純な物ではないのです。こんなことは きっと中畑全日本監督代理でも判ってる ことでしょうから。 こういうある現象を見つけた時にそれを実際のゲームに活かすには コンセプトの統一が非常に大事になってきます。 この2つの命題においても、「そのままなんとなくそうする」のでは アドバンテージを生かし切れません。もう何段階か深く考える必要が あるのですが、それについては、まだ別の機会にお話しできるかと思います。 (これ話し出すと長いんです) 今日はここまで。
by hyakuta1988
| 2004-10-04 19:51
| プロ野球
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